なぜムラセの黒にんにくは黒い?

黒にんにくは、生のにんにくを熟成することで、色が黒くなったものです。にんにくを生の状態から30日間、じっくり人の目で品質をチェックしながら熟成しています。製造工程では、熱を与える、余分な水分を飛ばす以外のことはしていませんから、添加物なども一切入っておらず、安心してお召し上がりいただけます。


わざわざ黒くなるまで熟成している理由は、栄養価がアップするからです。成分量がS-アリル-L-システイン16倍、アルギニン3倍、総ポリフェノール6倍アップします。にんにくは栄養価の高い食品として知られていますが、熟成することでさらに栄養素が倍増します。

また、熟成することでにんにくが甘くなり、食べやすくなるので、にんにく一片を皮をむいてそのままポイッと手軽に食べられます。普通、生のにんにくを一片食べるには調理しなければ食べられません。ですが、熟成することで甘くなり、にんにく特有のニオイ成分もほとんど無くなりますので、皮をむいてそのまま食べることはもちろん、ヨーグルトに入れたり、チーズと一緒に食べてもおいしく食べられます。
なぜムラセの黒にんにくは甘い?
青森県産のにんにくが甘い秘密は、青森の環境にあります。にんにくは、土が冷たいほど糖度が高まります。青森の土の上には雪が積もっていますから、土の中の温度がずっと変わらず冷たいままです。結果、糖度が50度以上にもなるにんにくが育ちます。

青森県産のにんにくは糖度が50度以上ありますが、生のにんにくは渋み成分などで甘さを感じにくい状態です。熟成によってメイラード反応が起こると、渋みや苦味成分が飛んでいき、甘くなります。
ただ、熟成し過ぎると酸味が増えてしまいますので、ムラセの黒にんにくでは、酸味を抑え、食感の良い、甘くておいしい黒にんにくを作るために、独自の方法で熟成しています。

でも、本当にニオイは大丈夫?
確かに、にんにくが材料ですから、ニオイが気になるかもしれません。しかし、熟成中ににんにくのニオイ成分のほとんどは飛ばされます。ですので、にんにくのニオイが完全にゼロとまでは言いませんが、たとえば朝に一片黒にんにくを食べても、周りにニオイで迷惑を掛けることはありません。
1日にどれくらい食べたら良い?
1日に1〜3片を目安にお召し上がりください。1片食べるだけでも、食べてから15分ほどで体がポカポカしてくる感覚を実感できると思います。甘くて食べやすい食品ですが、にんにくですので胃が弱い方はあまり食べすぎないようにご注意ください。
健康オタクの志村けんさんに紹介されました
健康オタクの志村けんさんが出演の「くらべるくらべらー(TBSテレビ)」にて、ムラセの黒にんにくが紹介されました。



安心・安全・うまい!の服部トレース導入
食育を提唱している、日本における食文化の権威の料理研究家、服部幸應が校長を務める服部学園が共同で設置している審査委員会の審査基準に通過し、推奨商品として選定されました。

ムラセの黒にんにく 製造方法のこだわり
こだわり1、青森県産のにんにくを使用
みずみずしく、糖度が高い、一片が大きいことが特徴の「青森県産福地ホワイト六片」を青森県から仕入れています。
こだわり2、約1ヶ月間じっくり熟成
黒にんにくが出来上がるまで、約1ヶ月間かかります。熟成させ過ぎると酸味が強くなってしまうので、甘くおいしいタイミングを見極めて熟成を終えます。
こだわり3、人の目でチェック
手間はかかりますが、全自動の熟成機械をあえて使っていません。3日に一度、にんにくの熟成具合を人の目でチェックしています。
こだわり4、温度調節と乾燥
熟成をスタートした最初の2日間は100度の高温で熟成し、残りの約4週間は80度〜60度に徐々に温度を下げてじっくり熟成しています。また、熟成後2日間は乾燥させています。様々な温度調節を試してきましたが、この熟成手順が一番おいしい黒にんにくが出来上がります。
こだわり5、食感を良くする工夫
にんにくの下に紙を敷いて熟成することで、グミのような、歯ごたえの良い黒にんにくが出来上がります。紙が余分な水分を吸収してくれます。